2018年7月10日火曜日

代官山ティーンズ・クリエイティブ      la fleur WORKSHOP report

代官山ティーンズ・クリエイティブでのコサージュのワークショップを終えました
今回は小学生から大学生までの幅広い年代の方にご参加いただき、
テーマの「自分とは」を各々が想像しコサージュに落とし込み完成させました
みんなの真剣な眼差しが印象的な一日でした

la fleur 岡野奈尾美

2018年6月28日木曜日

"Lovelorn” la fleur -a1859-


そして、それには相手が必要
相手とは愛する彼であったり、花というものであったり
友人という人であったり、旅というチャンスであったり
でも全ては自分を写す鏡だと感じる
結局のところ 相手は自分を写しているから 
たった一人だ

孤独なのだと

その孤独こそ
自分自身を感じるときでもあり
相手を愛すると感じる時間でもある


2018.4.17.5:28
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鮮やかなシルクサテンの菊の花、大きく華やかな印象のコサージュ
上にPVCをのせてニッケルのビスでとめつけています
茎はワイヤーで巻き上げ仕上げています

2018年6月27日水曜日

"Lovelorn” la fleur -b1857-


私の孤独は、安らぎの中にある
でもこれも、誰かが居てくれる時間があっての事
地球でたった一人っきりだとしたら、それどころではない

ヒトは身体と言葉をもっているので、孤独です
だからこそ、何かを分かち合いたいと
もがくのではないでしょうか

2018.4.17.5:28
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花柄プリントのシルクのスカーフで作った土台に、繊細なひと枝の花が配されたデザイン
小さな花びらにはグラデーションで色が幾重にも重ねられています
プレスをした上にPVCをのせてニッケルのビスでとめつけています
裏側にはPVCのベルト通しでリボンや紐を通せる仕様になっています

2018年6月25日月曜日

"Lovelorn” la fleur -b1856-


誰かの前で無防備でいられる心地良さと怖さの間で、私は「私」をよく見えるようになった気がします

二人でいる時も、一人だからです
別れた後の一人の時間が
不思議なくらい気持ち良いです

それは、学生時代にウランバートルの大草原を目の前にした時の風
パリのカフェで浴びた光
ハイになるくらい気に入った文章を読んだ時
肌触りの良いネグリジェで煙草を吸う時にも
似ています

忘れられない景色
風や光や雨
言葉や恋人の瞳も
思いがけずに、「本当に」見つめられた瞬間に
密度があるのかもしれないと思います
それはシェアできない、一人の時間です

愛と孤独の間には
困惑と不安、新しい解釈の発見
でもそれも答えじゃないと
自分で受け入れる私がいます
そうして、わずかなピースだけを
持つようになるのです
そうしないと
新しい愛も孤独も知ることができない

愛は一種の愛として
孤独は一種の孤独として
楽しむことができる

愛と孤独の間にいる女性が付ける花は、未完成で、完璧だろうと思いました

2018.3.11.18:28
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花柄のシルクのスカーフから作った華やかなブーケコサージュ
スカーフのプリント位置によって一つ一つのコサージュの色も少しずつ変わります
プレスをした上にPVCと革のベルトを乗せて、ニッケルのビスでとめつけています
裏には革のベルト通しが付いており、リボンや紐を通せる仕様になっています

2018年6月24日日曜日

"Lovelorn” la fleur -a1855-


二〇〇九年、父の八十歳の誕生日からほどなくして、私の旅ははじまる。

二〇〇九年三月三十日 月曜日 晴天
銀色のトランクの中へ荷物を詰め込む。スカート、ブラウス、セーター、ワンピース、パンツ、ブラジャー、パジャマのワンピース、タオル、歯ブラシ、化粧道具ひとそろえ、石鹸、シャンプー、リンス、ナプキン、カミソリ、ブラシ、マニキュア、爪切り、スニーカー、ガイドブック各種。ハンドバックにパスポート、航空券、予約した列車の電子切符、ホテルの予約チケット、プリントアウトした地図、ペン、携帯電話、デジタルカメラ、お財布、クレジットカード、それから、アンネの日記、父の日記、そして、私のまだ真新しいノート。朝六時半、トランクを閉じて、家を出る。
黒いオーバーコート。ブーツを履く。ヨーロッパはなお寒いだろうか。首にマフラーを巻きつける。

いってきます。





「親愛なるキティーたちへ」小林エリカ(リトルモア)より




2018.3.23.22:14
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幾重にも重なったシルクサテンの花びら
立体的なバラの花を作り、プレスをした上にPVCと革のベルトをのせてニッケルのビスでとめています
ブラックの方には花びらにプリント地を混ぜて使用しています
花柄のシルクのスカーフ生地を使っているので一つ一つの柄が違います

2018年6月23日土曜日

"Lovelorn” la fleur -b1854-


いつも形のないその瞬間を最大に愛していますが、同時にその瞬間手放してもいます
その繰り返しのような感じで生きています
アートに携わる理由は正解とか答えがひとつでないからかしら
考えたり感じたりすることを延々できるからかかしら

2018.3.20.21:04
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野に咲く花を摘んできて押し花のようにしたデザインのコサージュ
押し花のようにプレスをして、上にPVCと革のベルトを乗せてニッケルのビスでとめつけています
革のベルトにリボンを通すとネックレスやチャームにもなります
胸だけでなく、バックやボトムにつけたコディネートも楽しめます

2018年6月22日金曜日

"Lovelorn” la fleur -b1853-

わたしは、心のなかに、子どものころに”ああここは天国のようだ”と思った場所があって、
都会に住んでいるけれど、いつもあの景色に戻ってゆく感覚があります

そして、なによりそこに住む家族と過ごした時間が、
喜びに満ちているものとして、いまも存在しているから。
この家族と過ごした時間、何度も訪れていくうちに、マフラでの記憶が厚みをまして
街の真ん中にいても、彼らの存在感、空気感、自然の色彩に身体が満たされてゆく

2 2018.3.13:39
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薄く透ける紫陽花のような花びらの上に、バラ花びらや枝を散りばめたコサージュ
様々な素材と表現が一つになったコサージュです
押し花のようにプレスをして、PVCをのせ、真鍮のビスで止めつけています